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ECビジネスにおける発送代行のメリットと成功の秘訣

BLOG 2025/02/18

現代のビジネス環境ではECビジネスの成長が著しく、効率的な発送管理が企業の競争力を左右する重要な要素となっています。しかし、発送業務は複雑で時間とコストがかかるため、多くの企業が発送代行を検討しています。

この記事では、ECビジネスにおける発送代行のメリットと成功の秘訣について詳しく解説します。

ECと通販の違い

通販とECは日常でよく使われる言葉ですが、まずはその違いについてご説明させて頂きます。

通販(通信販売)とはカタログやテレビ、ラジオ、新聞広告などを通じて商品を販売する方法を指します。顧客は電話や郵便、FAXなどで注文を行い、商品が自宅に配送されます。通販は、インターネットが普及する以前から存在していた販売形態となります。

一方、EC(電子商取引)とはインターネットを利用して商品やサービスを販売する方法を指します。顧客はウェブサイトやモバイルアプリを通じて商品を検索し、オンラインで注文と支払いを行います。ECはインターネットの普及に伴い急速に成長している販売形態であり、24時間365日いつでもどこでも購入が可能です。

ECはインターネットを利用した販売方法であり、通販の一つとなりますが、続いて、ECビジネスにおける発送代行についてご説明させて頂きます。

発送代行について

ECビジネスにおける発送代行とは、企業が自社の発送業務を専門の代行業者に委託することを指します。これにより、企業は自社のリソースをコアビジネスに集中させることができ、発送業務の効率化とコスト削減を図ることができます。

発送代行のメリットは以下の3点があげられます。

・コスト削減
発送業務を専門業者に委託することで、設備投資や人件費、運営コストを削減することができます。また、代行業者は複数のクライアントの発送を一括して管理、発送するため、輸送量や梱包資材等においてスケールメリットを活かしてコストを抑えることができます。

・専門知識と技術の活用
代行業者は発送の専門知識と最新の技術を持っていますので、発送ミスの軽減等、物流の質の向上が期待できます。これにより、在庫管理やピッキング、検品、梱包等の効率的な発送管理が可能となり、配送の迅速化や在庫管理の最適化が実現します。

・コアビジネスへの集中
発送業務をアウトソーシングすることで、企業は自社のコアビジネスに集中することができます。これにより、商品開発やマーケティング、顧客対応等の重要な業務にリソースを割くことができ、競争力を高めることができます。

発送代行の成功の秘訣

ここまで、発送代行とそのメリットについてご説明させて頂きました。これらを見ると、発送代行はメリットしかない印象を持ってしまいますが、代行業者の選定には注意が必要です。続いて、発送代行が成功する秘訣について、ご説明させて頂きます。

・信頼できるパートナーの選定
発送代行の成功には、信頼できるパートナーの選定が不可欠です。もし、アウトソーシングした事で物流の品質が低下したら、顧客満足度の低下につながります。代行業者の実績や評判、提供するサービスの範囲を十分に確認し、自社のニーズに合った業者を選びましょう。

・明確な契約とコミュニケーション
発送業務の範囲や目標、評価基準を明確に定めた契約を結ぶことが重要です。また、定期的なコミュニケーションを通じて、業務の進捗状況や問題点を共有し、迅速に対応する体制を整えましょう。

・継続的なモニタリングと改善
発送代行は一度契約すれば終わりではありません。継続的に業務のパフォーマンスをモニタリングし、必要に応じて改善策を講じることが重要です。代行業者との協力関係を強化し、共に成長していく姿勢が求められます。

ECビジネスにおける発送代行は、コスト削減や業務効率化、コアビジネスへの集中など多くのメリットをもたらします。しかし、成功のためには信頼できるパートナーの選定や明確な契約、継続的なモニタリングと改善が不可欠です。

日本通運での長年の経験や実績があり、DCXによって物流作業の見える化や売上拡大に向けたサービスのご提供をさせて頂いております。

自社の発送業務で課題を感じられており、発送代行をご検討されている方は、是非、当社までご連絡下さい。発送代行を上手にご活用頂き、ECビジネスの競争力を高めましょう。

 

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