BLOG 2024/08/19
Shopifyストアの物流業務を自社で運営する場合、注文を大量に受けた場合にどうやって正確に処理するのか、そしていかに期限までに発送できるのか、という課題が常に存在します。
一方で物流業者に委託した場合も、注文が一時的に増加した際の対応や、倉庫担当者との連絡体制について不安を感じることもあるでしょう。
このような課題に対応するため、日本通運ではShopifyと連携したWebアプリ「DCX」を用いて物流フルフィルメントを行い、在庫管理や配送手配、流通加工まで、一括委託が可能なアウトソーシングサービスを提供しています。
DCXのアウトソーシングサービスは、入荷、出荷、在庫管理等の場面において、日本通運がDCXの様々な機能を利用して、物流フルフィルメントを代行する仕組みです。
日本通運の倉庫では、何人ものスタッフや作業オペレーターが常駐し、お客様企業からの問い合わせや突発的な要望にも応えることができます。
加えて、DCX上にて入庫や発送などに関わる作業ステータスを都度更新し、在庫や発送済の情報をリアルタイムにShopifyへと同期しています。
また、これらの進捗や在庫数量についても、お客様自身がインターネット経由で、スマートフォンやPCからDCXの画面でリアルタイムに状況を確認することができます。
物流Webアプリ「DCX」を活用したアウトソーシングサービスの内容は、次のようなものがあります。
また、ECビジネスならではの、ユーザーや購入者に満足してもらうための次のようなサービスもオプションとして提供しています。
サンプル品やチラシなどの同梱
配達時、ユーザーへ自社のブランドをより訴求するとともにリピートの確率を高めるため、サンプル品やチラシを同梱することができます。
また、カートンに入れる納品書の内容も簡単にカスタマイズできるため、チラシの代わりにイベントやおすすめ商品の情報を追加で印字することもできます。
オリジナルカートンの制作
日本通運では、世界の一流ブランドや有名メーカーのカートンを数多く制作してきました。
その経験を活かし、視認性に優れたデザインを考案したり、アイテムを守るための強度を保ったり、環境にやさしいエコ資材を活用したりするなど、様々なご要望に応えられるオリジナルカートンを制作することができます。
ECサイトとのリアルタイムな連携
DCXは、ShopifyとAPIでリアルタイムに情報を連携しています。そのため、在庫数量の不一致による欠品の抑止や、注文の発送漏れなどを抑えることができます。
またDCXでは、Shopifyで管理しにくい消費期限やロットNoを独自に管理したり、在庫数が一定数以下になった場合にアラートを発生させたりするなど、在庫管理システムとしての細かい機能も持っています。
Shopifyと在庫連携した倉庫管理システム (WMS)
Shopifyの物流品質を向上させるために、データ連携が可能なWMSを導入!在庫管理がスムーズに。
Shopifyストアを運営されている企業の中にはECだけではなく、店舗や取引先への納品に関する物流業務が必要な場合もあります。
その際にも、DCXではECとは別のロケーションを追加設定することで、店舗や取引先用の在庫を個別に確保し、出荷先に向けて一括発送することができます。
また出荷指示のオーダーは、Shopifyのオーダーとは別にCSVでDCXへ取り込むことができるので、より細かい情報を付加することも可能です。
DCXのCSV取込機能でECモールの物流フルフィルメントを手軽に
「DCX」でCSVファイルを使ってECモールの物流を簡単にアウトソーシング!
上記の通り、Shopifyの物流業務を日本通運にアウトソーシングすることで、より確実かつ効率的に物流フルフィルメントを進めることができます。
また、お客様のビジネス拡大時においても日本通運を含むNXグループのグローバルなネットワークを活用し、倉庫の拡張や海外展開に繋げることが可能です。
自社の物流業務に限界を感じられる方、もしくは既存の物流アウトソーシングに不安のある方は、是非、当社にお問い合わせください。