BLOG 2024/10/16
Shopifyを活用してD2Cのビジネスを展開している企業の場合、ECサイトと組み合わせて店舗販売をされている企業も多いかと思います。
ところがECサイトと店舗向けでは在庫の管理方法に違いがあることから、それぞれ個別の倉庫で保管し、結果としてコストが割高になっていることがあります。
このような場合でも、物流Webアプリ「DCX」によるアウトソーシングサービスならば、ECと店舗の在庫を連動させて管理することができます。
どのようなやり方で実施可能なのか、以下の内容で具体的に見ていきましょう。
物流Webアプリ「DCX」は、Shopifyとデータが自動連携した、インターネット型のWMS(倉庫管理システム)です。
DCXを活用したアウトソーシングサービスでは、日本通運との契約後にShopifyストアからダウンロードし、指定倉庫に商品を移動させれば、簡易に物流フルフィルメントや在庫管理をスタートすることができます。
ShopifyとDCXとは、商品マスタはもちろん、ロケーションマスタや在庫情報、オーダーなどがリアルタイムに連携されているため、注文があればそのまま自動的に出荷へとつなげることができます。
また、Shopifyと連携されていない店舗在庫用のロケーションを追加することで、ECとは異なる運用で在庫管理や出荷作業を実施することが可能になっています。
もちろん倉庫内のオペレーションは、日本通運の経験豊富なスタッフが実施するため、ECでも店舗でも即日入荷や即日出荷が可能なサービスを提供しています。
ShopifyストアなどのECでは、1つ1つの商品を個別に梱包して出荷するため、保管もピース単位に管理しなければなりません。
それに対し、店舗向けは一般的に1アイテムあたりの数量が多いので、フォークリフトなどを用いてカートン単位やパレット単位に保管して出荷することになります。
加えて、Shopifyと店舗管理用のシステムではデータ連携のやり方も異なることから、それぞれのWMSを準備することが必要になります。
このように、在庫の管理方法も倉庫の運用も異なることから、Shopifyと店舗の在庫管理は、それぞれ個別の物流業者と契約することが一般的です。しかしながらこのやり方だと、商品に対する倉庫間の移動コストや欠品補充の確認など、余計な費用やビジネス上の煩雑さやも発生してしまうことになります。
物流Webアプリ「DCX」では、前述のとおりShopifyとデータがリアルタイムに自動連携されているため、システム面において特に準備する必要なく、商品の在庫管理や物流フルフィルメントが可能です。
一方、DCにて独自に管理が可能なロケーションを追加すれば、店舗用の在庫をパレット単位やカートン単位に保管し、一括で店舗向けに出荷することができます。
加えて、どちらかの在庫が少なくなった場合でも、倉庫内の在庫を移動させるだけで補充が完了するため、欠品のリスクを低減させられるとともに、倉庫間移動の物流コストも削減することが可能です。
また、それぞれの在庫の状況や出荷の進捗は、DCXのダッシュボードを通じて確認できるため、遠隔地からの確認も簡単に実施できます。
日本通運の倉庫では、事務所内に専門スタッフが常駐しており、突発的な要望にも対応が可能です。
また倉庫内では、経験豊富な作業スタッフが日々の業務を実施しつつ、改善活動を実行しているため、物流品質に関しても万全体制を構築しています。
もちろん、フォークリフトやパレットなどの設備に加え、監視カメラ等も備えているため、セキュリティ面での心配もありません。
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必要に応じて倉庫内の見学も可能ですので、Shopifyと店舗向けの在庫管理や物流フルフィルメントに課題を抱えている方は、是非、当社までご連絡ください。