日本通運ではShopifyストア向けに、−20℃〜+10℃の温度帯で在庫管理が可能な、冷蔵・冷凍倉庫の物流サービスを提供しています。
この記事では、日本通運が提供する物流Webアプリ「DCX」を活用して、−20℃〜+10℃の温度管理が可能な在庫管理と物流フルフィルメントを、より効率的に実現する方法を紹介します。

特徴1. 手軽なShopifyストアの冷蔵・冷凍の物流フルフィルメント
DCXでは、少量の在庫や1日数件の出荷からでも対応が可能となっています。
シンプルな個建ての料金体系と、日本通運のノウハウを活用したスピーディーな入出荷作業で、Shopifyストアの冷蔵・冷凍物流フルフィルメントを委託することができます。
- 少量からでも物流フルフィルメントの取り扱いが可能
冷蔵や冷凍などの温度管理が必要な商品の場合、物流アウトソーシングには、一定の在庫数量や、多量の出荷ボリュームがあることが前提となるイメージが強いかもしれません。
しかしこちらのサービスは規模を問わないShopifyストア向けであるため、少量の在庫や1日数件からの出荷でも取り扱いが可能になっています。
- 分かりやすい個建料金
金額は商品ごとの物流コストが簡易に算出できるよう、入庫、在庫、出荷の金額はすべて1個あたり、1オーダーあたりの個建料金を設定しています。
また出荷料については、日本通運と宅配会社との契約料金もセットになったサイズ別の金額であるため、別途、宅配の契約を行う必要もありません。
- 即日入庫と即日出荷の作業スピード
ShopifyなどのECサイトの場合、倉庫に到着してから販売するタイミングが早いほど機会損失を防ぐことができます。また注文から出荷までの日数が短いほうがキャンセルのリスクを抑止させることに繋がります。
こちらのサービスでは、入庫された商品は当日もしくは翌日中にすべて入庫登録され、当日午前中までの注文は当日中の発送が可能になっています。

特徴2. 物流Webアプリ「DCX」を活用した情報の可視化
DCXでは、リアルタイムに在庫情報を確認できるとともに、消費期限のアラート表示やフルフィルメント進捗の共有、さらには過去データのCSV出力など、様々な情報を可視することができます。
- リアルタイムな在庫情報の管理
物流Webアプリ「DCX」で在庫管理を実施するため、インターネットにつながる環境であればいつでもどこでも在庫内容を確認することが可能です。
また消費期限が近づいてきた商品は画面上でアラート表示されるため、より細かく確実な商品管理を実現できます。
- 倉庫内の作業進捗の確認
注文オーダーは、消費期限切れの早いものから出荷する「先入れ先出し」や、遅く入荷されたものから出荷する「後入れ先出し」など、条件に応じて設定することができます。
加えて、倉庫内の作業進捗を可視化してダッシュボードに表示しているため、遠隔地であってもその日の出荷状況を確認することが可能です。
- 過去データのCSV出力
DCXでは、当日の作業進捗だけではなく、過去の入荷や出荷、在庫のデータ推移をグラフで確認することができます。
また、1年前のデータでも期間を選択してCSV形式で出力することが可能。細かい分析に繋げることができます。
特徴3. Shopifyサイトとの在庫データ連携
DCXでは、Shopifyと自動で在庫データや注文オーダーを連携することが可能です。
また、簡単な初期設定を行うだけで、手軽に冷蔵・冷凍に関する物流フルフィルメントのアウトソーシングを開始できます。
- Shopifyと自動データ連携
物流Webアプリ「DCX」は、商品マスタはもちろんのこと、在庫データや注文オーダーなどのデータが全て自動連携されています。
そのため、在庫の補充や新商品を販売したい場合は、日本通運の倉庫へ入庫すれば最短で当日中にShopifyでの販売が開始され、注文オーダーについては締切時間以降、倉庫から自動で出荷が実行されていきます。
- インストールすれば利用可能
「DCX」はShopifyストアに掲載されているため、日本通運と委託契約を締結後にインストールすれば、簡単な初期設定のみですぐに物流フルフィルメントを開始させることができます。
セット組みのバンドルアプリの情報や、配送時の配達指定日アプリのデータも自動連携されるため、煩雑な追加設定も不要です。
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以上、Shopifyサイトと連動した冷蔵・冷蔵倉庫のサービスについて紹介させていただきました。
昨今の商品に対する鮮度管理ニーズの増加に伴い、温度管理を必要とする食品や飲料品も増えています。
Shopifyサイトにて、冷蔵・冷凍の管理が必要な商品のアウトソーシングを検討されている方は、是非、当社にお問い合わせください。
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