BLOG 2023/05/19
2023年5月に東京流通センターで開催されたアジア・シームレス物流フォーラム2023において、DCXでは日本通運ブースの一角でサービスの紹介を行いました。
午前と午後の2回に分けて実施されるブース内のミニプレゼンでは、「"DCX" によるカスタマーサクセスのご提案」と題し、DCXの概要や機能の特徴について説明しました。
出展エリアでは、メディア数社からの取材も含めてたくさんの方々に足を運んでいただきました。
アジア・シームレス物流フォーラムというタイトルのとおり、日本国内はもちろん、海外からの商品の輸入や越境EC、さらには海外現地法人による海外フルフィルメントなど、多岐に渡る質問を受けました。
DCXとはどのようなサービスなのか?
DCXは「Digital Commerce Transformation」の略で、Shopifyで構築されたECサイトの在庫管理や発送代行が可能なSaaS型の物流Webアプリです。
日本通運に物流フルフィルメントを依頼いただければ、当社の倉庫にて、入庫作業や在庫管理、発送代行まで、すべてまとめてスピーディに実施します。
また、在庫や作業の進捗は、DCXを通じてリアルタイムに状況を確認することが可能です。
越境ECで販売するShopifyサイトの利用は可能か?
パートナー企業との協業で、問題なく実施することができます。
ただし、事前にShopifyの管理画面で、商品ごとにHSコードや生産国を設定いただくとともに、国によっては配送が禁止されている商材や部材があるため、あらかじめ確認する必要があります。
Shopify以外のECサイトでもDCXは利用できるのか?
DCXは、在庫や注文オーダーに関する全てのデータがShopifyと自動連携されているため、Shopifyで構築されたサイトであれば、より簡易に利用することができます。
一方、商品マスタや在庫データ、注文オーダーについてCSV形式のファイルでやり取りをすれば、Shopify以外で構築されたECサイトであっても利用が可能です。
海外の現地法人でECサイトを運営しているが物流の委託は可能か?
現在、カナダと米国内の4拠点において、複数のお客様向けのフルフィルメント業務を取り扱っています。また、海外現地法人があればこれら2ヵ国に加えて、オーストラリアでも実施可能です。
さらに各国の配送についても、各国のローカル企業と契約の上、商品の輸入から入庫、在庫管理、そして配送まで一貫して当社で実施することができます。
DCXのCSV取込機能でECモールの物流フルフィルメントを手軽に
「DCX」でCSVファイルを使ってECモールの物流を簡単にアウトソーシング!
またセミナー会場では"EC&リテールセッション"のカテゴリで、「フルフィルメントWebアプリ「DCX」が実現するD2C向けグローバルSaaS型ロジスティクス」というタイトルのプレゼンテーションを実施しました。
セミナーでは以下のような内容を、約120名の来場者に向けて説明しました。
DCXでは、ShopifyとAPI連携することで、在庫や注文オーダーをリアルタイムに同期することができます。またShopify以外のECサイトについても、CSVファイルで連携することが可能です。
DCXによるSaaS型のデジタルな仕組みとフィジカルな物流の仕組みを組み合わせれば、鮮度の高いデータが蓄積され、それらを基にECサイトの運営企業向けに様々なサービスを提供しています。
現在の物流を改善されたい方、あるいは既存のやり方に課題をお持ちの方は、是非、当社までご一報ください。