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Shopifyと在庫連携した倉庫管理システム (WMS)

BLOG 2023/07/17

Shopifyストアの運営において物流フルフィルメント業務をより効率的に実施するためには、Shopifyとの在庫連携が可能な倉庫管理システム(WMS)が必要になります。

WMSを活用した様々な処理によって、欠品のリスクを低減させたり、出荷のスピードを高めたり、顧客サービスの向上に繋げたりすることができます。

倉庫管理システム(WMS)とは?

倉庫管理システム(WMS)は、倉庫での物流業務を効率化し、正確かつスピーディーに在庫管理やフルフィルメントを実行するために作られたシステムです。

一般的なWMSでは以下のように、在庫管理や商品の入庫機能、注文に対する出荷機能、そして送り状出力に関する発送機能などで構成されています。

在庫管理
商品在庫の数量はもちろん、必要に応じて消費期限やロットNoなどの情報も含めた管理を行います。

入庫機能
仕入先からの商品を受け取り、数量やダメージチェックなどの検品作業を実施した後、保管場所への棚付登録に至るまで、一連のフローを管理します。

出荷機能
注文に対する商品のピッキング指示や検品確認などの機能になります。必要に応じて、サンプル品やチラシ、明細書などの同梱指示も行います。

発送機能
送り状を出力する機能です。送り状出力後は、購入者に対してメール等で配送状況を案内するサービスもあります。

また上記の他にも、在庫数やアイテムの出荷推移などの明細データを出力する機能や、在庫の回転率や滞留日数といった、物流分析に関する機能などが備わっているものもあります。

ShopifyとWMSをデータ連携させるメリット

WMSの中には、Shopifyストアと自動でデータ連携することができるものがあります。

データ連携が可能になると、WMS側で商品マスタの登録や更新を意識することなく、Shopifyから最新のマスタ情報が自動的に流れ込んできます。

また在庫注文オーダーや在庫数値がリアルタイムにWMSと同期されるため、フルフィルメント業務の大幅な効率化や在庫数量の高い精度が実現できます。

ShopifyとWMSを連携させると、具体的には次のようなメリットが期待できます。

フルフィルメントの自動化が可能になる
注文が自動的にWMSに取り込まれるため、手作業による処理やミスが減り、出荷処理の精度とスピードが向上します。

リアルタイムに在庫が更新される
WMSで管理する実際の数量が在庫数としてShopifyに配信されるため、在庫数をリアルタイムで把握し、過剰在庫や欠品を防ぐことができます。

倉庫作業を遠隔地から可視化できる
WMSの画面を通じて注文の出荷作業をリアルタイムで確認できるため、突発的な対応にもより対処しやすくなります。


このように、WMSをShopifyストアと連携することで、Shopifyストアを運営する企業はEC物流のフルフィルメント全体を効率化することができます。

さらに、即日入庫や即日出荷、そしてミスの軽減によって購入者の満足度をより向上させ、サイトの信頼度やブランドをより高めることにも繋げられます。

Shopifyと連携した日本通運のDCX

日本通運では、Shopifyとリアルタイムに連携したWMSである物流Webアプリ「DCX(Digital Commerce Transformation)」を提供しています。

DCXでは、Shopifyストアからインストールを行い、初期設定を済ませるだけで簡単に商品マスタの情報を取得することができます。また、Shopifyで更新した商品マスタの情報はリアルタイムにDCXへ連携されるため、下書き状態におけるマスタ修正や、アーカイブといったステータス変更も気にする必要がありません。

加えて、注文オーダーも数秒程度で連携され、キャンセルについても即時反映されることから、より正確かつスピーディーな出荷に繋げることができます。

もちろんDCXはWMSとしての機能は網羅しており、日本通運の経験豊かなスタッフがフルフィルメントを代行するため、即日入荷や当日出荷、万が一の倉庫への問い合わせ対応についても万全です。

Shopifyと連携したWMSの選定については、数多くのシステムやアプリからどれを選ぶべきか迷うことも多いかと思います。

日本通運では、WMSによるシステム面はもちろん、スタッフ対応や物流改善などソフト面も組み合わせた物流フルフィルメントを提供することが可能なため、Shopifyと連携したWMSを検討されているお客様は、是非、当社へお問い合わせください。

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