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米国 ロサンゼルスでShopifyサイトの在庫管理とフルフィルメントを提供

BLOG 2024/02/23

米国ロサンゼルスでShopifyの物流フルフィルメントを提供

NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社であるNXアメリカでは、ロサンゼルスにおいてShopifyで構築されたECサイトの在庫管理や物流フルフィルメントのサービスを提供しています。

ロサンゼルスの倉庫では、日本から輸出された商品をロングビーチの倉庫で保管し、米国法人の運営するShopifyサイトで注文が発生すると、米国国内の購入者に向けて個別に発送をしています。

この一連の物流フルフィルメントにおいて活用されているのが、NIPPON EXPRESSホールディングスのグループ会社である日本通運の開発した、ShopifyとAPI連携した物流Webアプリ「DCX」です。

ShopifyとAPI連携した物流Webアプリ「DCX」の活用

ロサンゼルスで活用している物流Webアプリ「DCX」では、WMS(倉庫管理システム)としての機能はもちろん、ストア運営者とも情報を共有することができる次のような特徴があります。

  1. Shopifyとのデータが自動連携される
    DCXでは、米国法人のお客様が運営するShopifyストアと、商品マスタや在庫データ、注文オーダー等の情報がリアルタイムに連携されています。
    そのため、CSV等のファイルでデータをやり取りしなくても、自動的に全ての情報が同期され、在庫管理と出荷作業がスムーズに実施されます。

  2. 遠隔地であっても在庫や出荷進捗が確認できる
    DCXのダッシュボードでは、その日のリアルな在庫数がリアルタイムに表示されます。また出荷の作業進捗も表示されるため、遠隔地からであっても倉庫内の状況を確認することができます。
    加えて、在庫や出荷の明細は、過去分も含めてCSVデータとして出力することが可能です。
    もちろん物流フルフィルメントのオペレーションを実施するのは、ロサンゼルス倉庫の経験豊かなスタッフ達になるため、在庫差異や出荷漏れなどのミスも防ぐことができます。

  3. FedExのラベル出力や配送も可能
    商品を発送する場合には、NXアメリカとFedExとの契約料金が適用され、送り状の発行も含めて全てロサンゼルスの倉庫で実行されます。
    また、送り状番号や出荷済のステータス変更は、倉庫側からDCXを通じてShopifyへ即時に連携されるため、購入者へのメールも自動で実現することができます。

導入コストが安価で手軽な導入が可能

DCXは、Webアプリの1つとしてShopifyの公式アプリストアに掲載されています。
そのため、NXアメリカとの契約後にアプリストアからインストールし、必要な初期設定を完了すれば、すぐに商品マスタの連携がスタートします。

また実際の商品は、ロサンゼルスの倉庫に移管した段階で、順次DCXへ入庫登録が実施されます。
入庫登録が完了すると同時に、消費者はShopifyストアで商品を購入することができるようになるため、販売までのプロセスも非常に簡易です。
加えて、DCXはSaaS(Software as a service)として提供している仕組みのため、システムに関する初期費用は発生しません。

このように、DCXとNXアメリカの作業オペレーションを組み合わせることで、安価かつ手軽にShopifyの物流フルフィルメントを実現することができます。

今後のDCXの機能拡張について

DCXではEC向けだけでなく、店舗向けの在庫管理や出荷機能も実装しているため、複数チャネルを展開している場合であってもそれぞれ対応することができます。

また、Shopifyと連携したWMSとしての機能に加え、今後はリアルタイムなオペレーション作業を基に蓄積されたデータを活用し、在庫数量のより細かい状況分析や州ごとの発送実績の推移、さらには出荷予測等の機能についても今後の追加を計画しています。

米国に現地法人を設立し、ShopifyストアでECサイトの運営を検討されている方は、是非、当社までお問合せ下さい。

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