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Shopify商品管理関連用語


SKU

SKU(Stock Keeping Unit)は、在庫管理や商品管理のために使用されるコードや番号のことです。商品ごとに異なるSKUが振られ、在庫数や価格などの情報と紐付けられます。SKUは在庫管理や注文処理を効率的に行うために必要であり、通常はストア内での商品の追跡や識別に使用されます。


SKUとJANコード

JANコードは、世界共通の国際規格に基づいて構成される13桁(または8桁)の数字で、同じ商品に対しては唯一のコードが存在します。JANコードは国番号、事業者番号、商品コードの順に数字が分かれており、実際にはJANコードをSKUコードとして使用する事業者もいますが、SKUコードとJANコードは異なる定義を持つこともあります。


SKUとアイテムの違い

SKUとアイテムの違いは、以下の通りです。

SKUは、異なるモデルだけでなく、色やサイズなどの異なる商品も区別するためのコードです。同じ商品でも色やサイズが異なる場合、それぞれに異なるSKUが振られます。

一方、アイテムは通常商品や商品のバリエーションを指します。例えば、「Tシャツ」は1つのアイテムとして数えられます。色やサイズが異なっても、アイテム数は1つと数えます。


コレクション

Shopifyでは、商品をコレクションとしてグループ化することができます。例えば、「男性用」と「女性用」に分けることや、「新商品」や「セール品」をグループ化することが可能です。


手持ち

Shopifyでは、「手持ち」在庫は、特定のロケーション(場所)に存在する在庫の合計数を指します。この在庫数には、出荷が確定された在庫と、出荷が確定されていないが販売可能な在庫が含まれます。


確定済み

「確定済み」在庫は、発注があったがまだ発送されていない商品の個数を指します。例えば、朝に商品Xの在庫が20個あり、昼に3個の注文が入った場合、注文が確定済みとなる数は3個であり、「販売可能」の数は7個となります。

また、「確定済み」は既に注文に対して引当てられた在庫を指し、「引当済み在庫」とも呼ばれます。


販売可能(在庫数)

Shopifyでは、「販売可能な在庫」は、商品のページで実際に購入できる商品の数を指します。購入者から見ると、「購入可能な在庫」となりますので、一般的には「在庫数」と呼ばれることもあります。

この在庫はまだ引き当てられていないため、「未引当在庫」とも呼ばれます。/p>

また、「販売可能な在庫」の数は実際に販売可能な在庫の数を指し、「有効在庫数」とも呼ばれます。


先入先出法

先入先出法(First-In-First-Out、FIFO)とは、在庫管理の手法の一つで、最も早く入荷した在庫を先に出荷する運営ルールを指します。


消費期限管理

食品などのような商品は、賞味期限や消費期限を適切に管理し、期限が切れる前に商品を効果的に出荷する必要があります。そのために、消費期限の「記録」、「先入先出法」の実施、消費期限が近づいた「警告」などが必要です。このような管理を行う必要がある場合は、「DCXクラウドサービス」のような在庫管理システムの活用が必要です。


ロット管理

ロット管理(Lot Management)は、同じバッチ(ロット)に属する商品を追跡し、ロット番号で管理するプロセスです。この方法により、製造日や入荷日、資材のバージョンなど、共通の特性を持つ商品をグループ化して管理することができます。主に食品、医薬品、化粧品、工業製品など、特定のバッチが重要な商品に対して使用されます。


ロケーション

ロケーション(location)は、「位置」や「所在地」、「場所」といった意味を持ちます。物流業界では、倉庫の保管場所をロケーションと呼ぶことがあります。

しかし、Shopifyにおける「ロケーション」は、店舗や倉庫など商品を保管・管理する場所を指します。具体的には、商品を保管する倉庫や実際の店舗などのイメージです。

例えば、オンラインで商品を販売する店舗を運営しているとします。商品は複数の異なる場所に存在するかもしれません。例えば、本社の倉庫に在庫がある一方で、外部委託の倉庫にも在庫を持っているかもしれません。

Shopifyの「ロケーション」は、こうした異なる場所にある商品を分類して管理するための仕組みです。


在庫調査(棚卸作業)

物流業界では一般的には「棚卸」と呼ばれていますが、Shopifyでは「在庫調査」というワードを使う場合があります。在庫を数え、在庫数を調査して、Shopifyのシステム上の在庫の数と実際の在庫数を一致させることが目的です。在庫調査(在庫数の確認)は目視で実行するか、器具(バーコードスキャナー、RFIDなど)を活用することができます。


循環棚卸

この手法は、倉庫全体の在庫を一度に調査するのではなく、一部の棚の入出庫を中止してその箇所のみを対象とした棚卸作業を行う方法です。対象の在庫の確認が完了したら、次の箇所に進んで棚卸作業を行います。この手法では、在庫の調査と確認が一部の範囲に限定されるため、少人数での棚卸作業が可能であり、物流業務を停止する必要もありません。