近年、身の回りのデジタル環境の利便性が向上することで、消費者は様々なタッチポイントを活用し、オンラインとオフラインの境がない世界を自由に行き来できるようになりました。
これに合わせて企業側も、従来のECモールへの出店から、1人1人と繋がりながら直接販売のできる、D2C(Direct to Consumer)での自社販路の構築や、ブランドを広めるための新しい取り組みを進めるようになってきています。
また、受注から配達に至るロジスティクスについても、従来の単純な "モノを発送してお届けする" という枠組みを越えて、ブランドに対する消費者の満足度を高め、世界観に対する共感を広げていくためのタッチポイントとして、重要な役割を担うようになってきました。
しかしながら、古くからアナログ的な業務が主体であったロジスティクス業界において、現在、これらの新しい変化に対する仕組みや対応は十分とは言えません。
一方で、モノの流れの複雑化が増す中、これからの地球環境の未来に向けて、効率的なオペレーションによるエネルギーの省力化や、適正な在庫管理による商品や資源の有効利用など、デジタルコマース領域を取り巻く様々な社会課題についても対応していく必要があります。
DCXでは、ECプラットフォームとのAPI連携によるフルフィルメントのデジタル化を中心に、eコマース在庫とお客様店舗在庫の最適化や、AIやロボットなどの技術力を持つベンチャー企業との協業、さらには世界各国の宅配サービスとの連携など、デジタルコマース領域における新たなロジスティクスの価値や社会課題の解決を、テクノロジーをとおして、お客様企業とこれからの未来へ提供していきます。