お引越しが決まったら……

懐かしい日本へのご帰国、また新天地へご赴任が決まり、新たな生活がスタートする方も多い事でしょう。引越の予感がしたら、早め早めのご準備をお薦めします。特に毎年2月、3月は引越繁忙期です。具体的な日程が決まっていなくても、 先ずは見積り、ご自分の荷物量を把握しておきましょう。
会社制限枠
通常、ご勤務先の会社によって運搬量(船便○cft、航空便○kgs)・輸送回数・保険付保額に規定があります。 制限枠を超えると個人負担が発生するのが普通です。単身、帯同家族人数や在留期間にもよりますので、会社規定を予め ご確認お願いします。
会社規定の一例
船便 | 本人5m³、配偶者11m³、子供1人2m³ |
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航空便 | 本人30kgs、配偶者30kgs、子供1人10kgs |
船便・航空便振替 | 可能 |
保険付保限度額 | 特になし |
発送回数 | 船便2回、航空便2回 |
※1m³=35.315cft:目安は事務机くらいの大きさです。
日本国内残置荷物
トランクルーム保管荷物、国内引越(ご実家に預けている)荷物を帰国後の新居にいつ頃運び込むか決めます。 帰国間際の忙しい時に慌てないよう、なるべくお早めにご準備されることをお薦めします。 在星中に弊社から日本担当店へ手配できます。「日本国内残置荷物移送申込書」にてお申し込み下さい。
- トランクルーム…配達希望日時を通知下さい。
- 国内引越…引取場所、下見と引取希望日時、主な品目、配達希望日時を通知下さい。帰国後に新居を決める場合は、この必要はないでしょう。
[経験談]新居への配達日は、インドからの引越荷物とは別の日を設定したほうがいいかもしれません。一時に大量の荷物が運ばれてくると 片付けるのが大変では?
荷物の仕分け
お荷物は、引越後の生活スタイルを想定して、品物の必要度やご予算等にあわせて選別することが大切です。
日通の仕分けステッカー「STAY」「PACK」を物品ごとに貼り付けていくと、作業もスイスイ進みます。
船便
かさばる物(家具類)、壊れやすい物(食器類、パソコン)、重い物(本類)、その他急がない物。
航空便
帰国後、早い時期に必要となる物(会社書類、学用品、おみやげ等)で携帯手荷物では持ちきれない物。
貴重品を入れないように注意しましょう。
携帯手荷物
出発間際まで使用し、帰国後直ぐ必要な物(現金、貴重品、おみやげ等)、パスポート、運転免許証。
航空会社・チケットの種類により無料手荷物の制限量は異なります。航空券予約の際に確認しましょう。
知人に譲る物
海外仕様の家電製品、観葉植物、日本の新居に入りきらない物、会社制限にどうしても納まらない物。
オーナー備品
部屋のカギ、エアコンやTVリモコン、取扱説明書、電化製品など予めチェックしましょう。
処分する物
引越は荷物整理のよい機会です。思い切って処分するのも一案です。大型家具や大型電化製品はお早めに処分する事をお勧めいたします。